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こんにちは!メンタルコーチの清瀬淳です!
今回はコーチングが怪しいと思われる理由をお話していこうと思います。
「コーチングを受けたい」、「コーチになりたい」、「友達がコーチングをやっている」という人の中には、コーチングが胡散臭い、怪しいと感じる人もいるのではないでしょうか?
その気持ちよくわかります。
競合を調査しても「◯次元コーチング」とか、「◯意識コーチング」「アートコーチング」とか良くわからない広告をだして集客されているのも目にしますので。
しかし、コーチングや臨床心理学の本を読んでいくうちに、コーチングが胡散臭い・怪しいと思う理由がわかってきました。
怪しいと思う答えはこれです。
「そもそもコーチングが何か分からない」
コレに尽きると思います。
そもそもなにか分からない中で以下の要素が相まってより怪しく感じてしまうと思います。
①無形のサービスである
コーチングが有形商品のように目に見えて何かを得られるものではないことから、お金を払うことに抵抗がある人もいるようです。
対策 :サービス提供者から明確な成果の例や成功事例を提供してもらい、コーチングプロセスの透明性を確認します。口コミやレビューを検索して、他のクライアントの経験を確認するのも良いでしょう。
②高額な情報商材やセミナーをサービスにしている人がいるため。
コーチングと称して、高額な自己啓発系セミナーを開いている人もいます。(三ヶ月60万とか)
そういった人の印象からコーチングが怪しいと思うようになります
対策:コーチの資格、経験、教育背景を確認し、彼らが提供する内容が専門的な基盤に基づいているかを見極めます。
また、追加料金なしで提供されるサービスの範囲を明確に理解することが重要です。
③ネットワークビジネスという噂がある
コーチングを行なっている人にマルチ商法的なビジネスをしている人がいるため、ネットワークビジネスと勘違いされることがありのも胡散臭いと思われる理由です。
対策:コーチングセッションが製品の販売やビジネス機会の提案に重点を置いていないことを確認します。
コーチングとビジネスモデルの関連性について透明性を求め、疑問点があれば直接尋ねます。
④コーチング費用が高額であるため
コーチングの1セッションは1時間1~3万円が平均相場。
デフレが進む日本で、高すぎるものは怪しい、胡散臭いというイメージがついているのかもしれません
対策 :複数のコーチから見積もりを取り、提供されるサービスの内容と価格を比較します。コーチングの価格設定が市場の相場と比較して妥当であるかを評価し、分割払いや返金保証のオプションがあるかも確認します。
⑤コーチングの効果を実感するのに時間がかかる。
コーチングを受ければいきなり人生が変わるというものではありません。
短くても3~6ヶ月という期間で継続的に受ける必要があります。
これが無形商材の難しいところで人は物のように誰しもすぐ結果が欲しいもの。
この期間の長さから疑いと、怪しいと思う人がいるそうです。
対策 :コーチングプロセスの期間と期待される結果について事前に話し合い、定期的なフィードバックと評価のセッションを設定します。目標達成の進捗状況を追跡し、必要に応じて計画を調整します。
⑥洗脳されるのではないかと不安になる
先ほどお伝えしたような、高額で胡散臭い自己啓発セミナーを開いている人が一定数いるため、洗脳されてもっとお金を払わされるんじゃないかと感じるのも仕方ありません。
対策 :コーチのアプローチがクライアント主導のものであることを確認し、自己決定と自己成長を促進することに重点を置いているかを評価します。また、コーチングセッションの内容が倫理的であり、クライアントの価値観や信念を尊重しているかを見極めます。
⑦資格がなくてもコーチングと名乗れるため 「恋愛コーチング」「キャリアコーチング」「ダイエットコーチング」「ライフコーチング」などいろんなジャンルがありますが、現状コーチングは資格がなくても名乗ることができます。 臨床心理士や精神科医のような資格職業は安心して受けられるけど、資格がない人から受けるコーチングは怪しく、胡散臭いと感じるかもしれません。
対策:認知されたコーチング関連の資格や認証を持つコーチを選択します。国際コーチ連盟(ICF)などの専門機関に認定されたコーチかどうかを確認し、その分野での経験や専門性について問い合わせます。
ここまでは胡散臭く見えてします理由と本当に怪しいかどうか見破るための対策をお話してきましたがここからはコーチングの価値についてお話できればと思います。
(ここまでは私自身を価値を落としてしまいかねない内容になってしますので挽回します(笑))
コーチングは、簡単にいうと「目標達成」のための手法の一つです。
国際的に知られているコーチングトレーナーのティム・ハルボムによると、「コーチングは企業・チーム・個人がより早く効率的に、現状から望む成功やゴールを達成する助けになること」だとしています。
コーチングと、ほかの手法との大きな違いは、「相手の内面にある答えを引き出す」ことを重視している点です。
自分だけの力では進めないようなスピードで、本来は得られないであろうゴールまで達成するための手助けを主な目的としています。つまり、コーチングは人が求めているゴールに到達するための「対人支援ツール」です。
「とはいっても本当に効果はあるの?」
「価格が高すぎない?」
と思っている方が多いそうです。
一般的なコーチングセッションの価格帯は60分で1万円〜3万円と言われています。
例えば、「健康」になりたいという願望があってコーチングを受ければ、月3万円で健康が手に入ります。
これまでの暴飲暴食を辞めて、飲み会も減らして、健康になるために行動するでしょう。医療費も減るのでトータルで見ると安くなるかもしれません。
TOEICで900点取るという目標があれば、時間の使い方を見直して、余計な出費を減らして、英語に没頭するでしょう。
900点を取れれば給料が上がり、駐在ができたりなどトータルでみるとリターンは大きいかもしれません。コーチングを受けることによって時間の使い方、エネルギーの使い方を変えることができます。
コーチングを受けるから人生が変わるのではなく、コーチングを受けて、時間の使い方を変えて、行動し続けるから人生が変わるのです。
この効果に相場の1万〜3万が高いと感じるでしょうか?人生が変わるのであれば、私には「安い」と感じます。
いかがでしたでしょうか。
本記事では、コーチングが「怪しい」と考えられる理由と本物のコーチかどうか見破るための対策を解説してきました。
日本におけるコーチングはまだまだ歴史が浅い一方、海外ではすでにアスリートや大企業が取り入れており、確かな効果を証明しています。
ですが僕は、コーチングが誰にでも有効で当てはまるものだとは思っていません。
本気で自分に向き合いたい、理想を強く叶えたいと思った人が受ければいいのではないかと思っています。
けれども、全日本人に知ってもらい受けてもらいたいのも事実としてあります。
この葛藤が今の私の原動力です!
記事の著者 清瀬淳
メンタルコーチ、パーソナルトレーナー、
オンラインビジネスコンサルタント(動画広告、LP制作)
ダイレクトレスポンスマーケター
心理学、脳科学、生理学を深く学び
独自のメソッドを開発。
10代に清瀬を悩ませた精神疾患、
さらにベーチェット病という
難病にもかかるが克服。
そうした困難を乗り越えた経験を元に
セルフコーチングメソッドを開発。
現代社会で生きる人々が自分らしく生きるための
心と身体とビジネスの知恵と方法を伝えている。
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